GISTERSのブログ
久しぶりにGISTERSのブログです。
[メンバー募集!] 投稿日時:2011/03/25(金) 03:34
実行委員のSumitoです。 GISTERSというチームに所属しています。
RFL新横浜のホームページには、実はチームごとのスペースがあり、チーム紹介やメンバー募集、ブログ公開などを利用できます。
参加チームの皆さんにもっと活用していただければ良いのですが、これまで告知&説明不足で、ほとんど使われていませんでした。
今年参加予定の皆さんには、ぜひご活用いただきたいと思っています。
代理投稿もお受けします。 ぜひご御問い合わせ・ご連絡ください。 team.rfl.yokohama@gmail.com
GISTERSは2006年の第1回つくばRFLで結成され、その後毎年参加しています。
多くはGIST(消化管間質腫瘍)という稀少がんの患者とその家族で、最近は他の肉腫患者さんも加わり
かなり大人数での参加になってきました。
毎年緑のテントでフリマを開いていますので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そしてフリマの収益は全て寄附しています。
毎年家族で参加してくれるメンバーには小学生も含まれていますが、その中の一人、崇志君の書いた作文が
人権の集いで最優秀賞となり、教育委員長と町長さんに表彰されたそうです。
今日はその作文をご紹介したいと思います。
*******
「リレー・フォー・ライフ」
〇〇小学校 4年 〇〇 崇志
リレー・フォーライフとは、「いのちのリレー」という意味です。
がんとたたかう人たちが、ぼ金集めをする活動です。
がんは夜もねむらず体の中でふえつづけるので、「いのちのリレー」もがんに負けないように、夜も活動しています。
ぼくのおばさんは、30才でがんになりました。
がんの中でもめずらしい「消化かん間しつしゅよう」という病気です。
病気の人が少ないので、せん門の先生や薬が少なくてこまっています。
集めたぼ金で、病気の研究をしてもらいたいです。
ぼくは、横浜、福岡、芦屋のリレー・フォー・ライフに参加しました。
そして、今年の5月には茨城に行きました。
いつも会うまさ君がいます。
まさ君のお父さんとぼくのおばさんとは同じがんです。
まさ君は、千葉県の6年生です。
まさ君と仲よくなり、いっしょに活動しています。
5月に会った時は、まさ君のお父さんは元気そうでした。
その時、日本ではもう薬がなく、外国から自分たちで買っていました。
8月4日、お母さんのけいたい電話に、「なくなった。」と、連らくが入りました。
ぼくはすごくビックリしました。
まさ君はすごく悲しがっていると思います。
2ヶ月間で病気がひどくなって、人が死ぬとはすごく悲しい気持ちだと思います。
まさ君のお母さんは、これからもリレー・フォー・ライフに参加すると言っています。
お父さんが死んでも、全国にこまっている仲間がいるからです。
インフルエンザのように、たくさんの人がかかる病気は、国がすぐに研究を始めて薬やワクチンができます。
でも、人数が少ない病気は、ぜんぜん薬ができません。
だから、値段が高くても外国からむりをして薬を買います。
そして、のこった薬は、同じ病気の仲間のために使います。
まさ君のお父さんの薬は、ぼくの家にとどきました。
ぼくのおばさんが今の薬がきかなくなった時に使います。
まさ君のいる千葉県はとても遠いけれど、薬がとどいてすごく近くに感じました。
リレー・フォー・ライフは、日本では今年で五年目です。
少しずつ参加者がふえてきました。
同じ病気の仲間もふえました。
その中で全国に友だちもふえました。
たくさん、お父さん、お母さんがなくなっていますが、みんなリレー・フォー・ライフにきます。
みんな強いなと、思います。
ぼくは、みんなが大好きです。
ぼくもずっと、みんなと歩きつづけたいです。
********
作文に登場するまさくんのお母さんは、今年のがん患者大集会で登壇し、患者さんに対する職場の理解を
訴えました。そして現在はピアサポートの研修を受け、一人でも多くの患者さんの力になろうとしています。
崇志君のお母さんは、震災のあった今月11日に4人目となる赤ちゃんを出産しました。
「妊娠糖尿病」「妊娠高血圧症(以前の妊娠中毒症)」を克服しての出産でした。
みんな本当に強いです。。
小学生にがんの話なんて教育上良くないとか、怖がるからやめてほしいとか、言う人もいます。
でも子供は子供なりに生と死を受け止め、命の輝き、命の尊さを学んでいるのではないかと思うのです。
小さなお子さんでもがんになりますよね。自分でなくとも友達ががんになるかもしれないし、友達のおかあさん、
おとうさんががんになるかもしれません。
そんな時、子供たちはその友達に対してどう接し、どう声をかけてあげるのでしょうか?
崇志くんならきっとこう言うでしょう。
「がんになったって大丈夫なんだよ! たくさん仲間がいて、みんなで応援してくれるんだよ。」
できればもう一言、付け加えさせてあげたい。
「がんは治るんだよ!」
リレーフォーライフはチャリティーイベントです。その寄付金は患者支援だけでなく
医師の育成やがん治療研究にも使われます。
ですから、もっともっとたくさんの寄附を集めたいですね。
チームが主体となって、本当に身近なところから始めてみませんか?
RFL新横浜のホームページには、実はチームごとのスペースがあり、チーム紹介やメンバー募集、ブログ公開などを利用できます。
参加チームの皆さんにもっと活用していただければ良いのですが、これまで告知&説明不足で、ほとんど使われていませんでした。
今年参加予定の皆さんには、ぜひご活用いただきたいと思っています。
代理投稿もお受けします。 ぜひご御問い合わせ・ご連絡ください。 team.rfl.yokohama@gmail.com
GISTERSは2006年の第1回つくばRFLで結成され、その後毎年参加しています。
多くはGIST(消化管間質腫瘍)という稀少がんの患者とその家族で、最近は他の肉腫患者さんも加わり
かなり大人数での参加になってきました。
毎年緑のテントでフリマを開いていますので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そしてフリマの収益は全て寄附しています。
毎年家族で参加してくれるメンバーには小学生も含まれていますが、その中の一人、崇志君の書いた作文が
人権の集いで最優秀賞となり、教育委員長と町長さんに表彰されたそうです。
今日はその作文をご紹介したいと思います。
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「リレー・フォー・ライフ」
〇〇小学校 4年 〇〇 崇志
リレー・フォーライフとは、「いのちのリレー」という意味です。
がんとたたかう人たちが、ぼ金集めをする活動です。
がんは夜もねむらず体の中でふえつづけるので、「いのちのリレー」もがんに負けないように、夜も活動しています。
ぼくのおばさんは、30才でがんになりました。
がんの中でもめずらしい「消化かん間しつしゅよう」という病気です。
病気の人が少ないので、せん門の先生や薬が少なくてこまっています。
集めたぼ金で、病気の研究をしてもらいたいです。
ぼくは、横浜、福岡、芦屋のリレー・フォー・ライフに参加しました。
そして、今年の5月には茨城に行きました。
いつも会うまさ君がいます。
まさ君のお父さんとぼくのおばさんとは同じがんです。
まさ君は、千葉県の6年生です。
まさ君と仲よくなり、いっしょに活動しています。
5月に会った時は、まさ君のお父さんは元気そうでした。
その時、日本ではもう薬がなく、外国から自分たちで買っていました。
8月4日、お母さんのけいたい電話に、「なくなった。」と、連らくが入りました。
ぼくはすごくビックリしました。
まさ君はすごく悲しがっていると思います。
2ヶ月間で病気がひどくなって、人が死ぬとはすごく悲しい気持ちだと思います。
まさ君のお母さんは、これからもリレー・フォー・ライフに参加すると言っています。
お父さんが死んでも、全国にこまっている仲間がいるからです。
インフルエンザのように、たくさんの人がかかる病気は、国がすぐに研究を始めて薬やワクチンができます。
でも、人数が少ない病気は、ぜんぜん薬ができません。
だから、値段が高くても外国からむりをして薬を買います。
そして、のこった薬は、同じ病気の仲間のために使います。
まさ君のお父さんの薬は、ぼくの家にとどきました。
ぼくのおばさんが今の薬がきかなくなった時に使います。
まさ君のいる千葉県はとても遠いけれど、薬がとどいてすごく近くに感じました。
リレー・フォー・ライフは、日本では今年で五年目です。
少しずつ参加者がふえてきました。
同じ病気の仲間もふえました。
その中で全国に友だちもふえました。
たくさん、お父さん、お母さんがなくなっていますが、みんなリレー・フォー・ライフにきます。
みんな強いなと、思います。
ぼくは、みんなが大好きです。
ぼくもずっと、みんなと歩きつづけたいです。
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作文に登場するまさくんのお母さんは、今年のがん患者大集会で登壇し、患者さんに対する職場の理解を
訴えました。そして現在はピアサポートの研修を受け、一人でも多くの患者さんの力になろうとしています。
崇志君のお母さんは、震災のあった今月11日に4人目となる赤ちゃんを出産しました。
「妊娠糖尿病」「妊娠高血圧症(以前の妊娠中毒症)」を克服しての出産でした。
みんな本当に強いです。。
小学生にがんの話なんて教育上良くないとか、怖がるからやめてほしいとか、言う人もいます。
でも子供は子供なりに生と死を受け止め、命の輝き、命の尊さを学んでいるのではないかと思うのです。
小さなお子さんでもがんになりますよね。自分でなくとも友達ががんになるかもしれないし、友達のおかあさん、
おとうさんががんになるかもしれません。
そんな時、子供たちはその友達に対してどう接し、どう声をかけてあげるのでしょうか?
崇志くんならきっとこう言うでしょう。
「がんになったって大丈夫なんだよ! たくさん仲間がいて、みんなで応援してくれるんだよ。」
できればもう一言、付け加えさせてあげたい。
「がんは治るんだよ!」
リレーフォーライフはチャリティーイベントです。その寄付金は患者支援だけでなく
医師の育成やがん治療研究にも使われます。
ですから、もっともっとたくさんの寄附を集めたいですね。
チームが主体となって、本当に身近なところから始めてみませんか?
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